本日も世界の最新プライシングニュースのお届けしたいと思います!
では、さっそく以下の3本を紹介したいと思います。
インドのチケット販売会社が手数料に上限を設ける
インドの大手チケット販売会社であるBookMyShowはチケット販売にかかるインターネット取り扱い手数料の上限を6ルピー(0.08ドル)にするよう当局より勧告を受けました。
今まで、同社はチケット価格のほぼ3分の1にもあたる不当なインターネット取り扱い手数料を徴収していたこともあり、これに対しても改めて罰金が科せられるようです。
今回この制裁を下すことを決定した委員会は「顧客に課せられる料金を分離せずに『インターネット取り扱い手数料』として無差別に顧客に転嫁することは不当で違法である」と述べています。
原文記事はこちら
COVID-19により中止になったライブの代金の行方は…?
Vivid Seats社は、このパンデミックによりキャンセルとなった公演の全額払い戻しをしていないとチケット購入者が主張したため、和解案として約750万ドル支払うこととなりました。
この一件は、とあるチケット購入者がVivid Seats社のオンラインチケットサイトでチケットを購入し、その後、その公演がパンデミックにより中止になるも返金を受けられなかったとして、顧客を代表して集団訴訟を提起したことで明らかになりました。
同社は約750万ドルを共通基金に支払い、返金を受けられていない人々への返済に充てる他、2022年12月31日まで顧客のクレジットを延長するとしています。
原文記事はこちら
ライブを支えるプラットフォームの進化が止まらない
最後は、「価格」に関するニュースというより、エンタメに関連するニュースより引用します。
Eluvio社は、バーチャルコンサート、オンラインとオフラインのハイブリッドコンサートや特別展を、アーティスト側から世界中のオーディエンスに直接届けるための新しいプラットフォームを「South by Southwest(SXSW)」で発表しました。
同サービスは同社が既に特許獲得済みの世界初ブロックチェーンベースのスケーラブルなコンテンツ配信ネットワークをベースに構築されており、すべてのコンテンツがブロックチェーンコントラクトで保護・販売されていて、配信料やコンテンツ管理料が不要なサービスとなっております。
Eluvio社の共同創業者であるMichelle Munson氏は「Eluvioは音楽およびエンターテインメント業界で今まさに起こっている変化に対応するようなサービスを開発しました。」と述べています。
原文記事はこちら
本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後はこちらで毎週プライシングに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!
Comments are closed