本日も世界の最新プライシングニュースのお届けしたいと思います!
では、さっそく以下の3本を紹介したいと思います。
税抜き金額だけの表示は違法に
4月からスーパーや百貨店において値段を表示する際には、税抜き金額だけでなく、税込み金額の表示「総額表示」が義務化されます。
この「総額表示」自体は2004年より義務化されていましたが、2014年に消費税が8%に引き上げられた際に税別表示を特例として認められていました。その特例が適用される期間が今年3月をもって終了するという形で4月から「総額表示」が義務化となります。
今まで価格について税別表示をしていたスーパー、百貨店や外食レストランなどではこの義務化に伴う対応を迫られています。また、こうした小売業界だけではなく、メニューの書き換えなどが必要となることから印刷業界に与える影響も考えられます。
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Twitterが「スーパーフォロー」機能を導入
米Twitter社がアメリカ現地時間2月25日に同社が実験的に行っている新機能「スーパーフォロー」を発表しました。「スーパーフォロー」とは、ユーザがお気に入りのアカウントを有料でフォローすることで、ニュースレターなどの限定コンテンツを楽しむことができるようになるものです。
この新機能の導入の発表には同社が2023年度末までに現在の収益の2倍にするという目標を掲げていることが背景にあり、現在の広告収入の他に、収益のもう1つの柱を持つことを目指しています。しかし、この新しいサブスクリプションサービスの導入だけではこの目標を達成することは難しいともいわれていて、現在の広告サービスを大企業だけでなく特に中小企業に向けて充実したものとする必要があるということがいわれています。
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スポーツ観戦時のソーシャルディスタンス維持を支援
本日の最後は、価格というよりはスポーツの試合の観戦チケットにまつわるニュースを紹介したいと思います。
3D Digital Venueは、スポーツチームやリーグが数ヶ月後のスタジアムへのファンの帰還に向けて準備を進めている中、ソーシャル・ディスタンス・エディター(SDE)サービスの最新の機能強化を発表しました。
このバルセロナを拠点とするテックサプライヤーは、昨年初めにCOVID-19パンデミックの発生が始まって以来、社会的距離を置くツールを継続的に開発してきましたが、予防接種のロールアウトが成功したことで世界中の市場で観客の復帰が可能になったことを受けて、現在はサービスをさらに強化しています。
これは数か月後、パンデミック以前のように観客がスタジアムに戻ってきたときに各所で大活躍することは間違いないでしょう。
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本日は以上の3本の記事を紹介させて頂きました。今後はこちらで毎週プライシングに関する記事を発信していきますので、ぜひご覧ください!
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